【開催報告】11月30日にLois Weisman博士による講演が行われました。

【開催報告】11月30日にLois Weisman博士による講演が行われました。

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11月30日に、Lois Weisman博士によるセミナーがS2棟会議室にて開催されました。Weisman博士は、アメリカ合衆国 ミシガン大学 生命科学研究所の教授です。本セミナーは、WRHIと細胞制御工学センター主催により行われました。

Weisman博士のセミナータイトルは、「Insights into cell-cycle progression under basal conditions and during adaptation to stress」であり、今回のセミナーでは出芽酵母を用いた研究成果(論文未発表を含む)が発表されました。発表内容は、細胞小器官の一つである液胞(哺乳細胞のリソソームに相当)が細胞周期と密接に繋がりがあるという発見を主軸にした研究成果です。特に、ストレス応答時における細胞周期の制御機構についての詳細な研究成果についての発表がなされました。
 細胞は環境ストレスに曝されると細胞周期が一過的に停止することが多くの生物に置いて報告されていますが、細胞周期が一時停止する機構、さらには一旦停止した細胞周期がどのように再開されるのかについての機構は全く未知でした。Weisman博士のグループは、細胞周期の一時停止時に起こる分子現象について、さらに細胞周期の再稼働に必要な分子群についての研究の話をされました。今後は、これら出芽酵母で見出された分子機構が他の生物にも存在する普遍的な機構であるかどうかの検証が期待されます。
 尚、今回発表された研究は、演者であるWeisman博士と本学の大隅良典博士及び神 唯博士によるWRHI共同研究です。

講義の様子 講義の様子
左からWeisman 博士、大隅榮譽教授 左からWeisman 博士、大隅榮譽教授
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