Simone Teufel博士が特任教授として情報理工学院に着任しました。

Simone Teufel博士に、横田治夫情報理工学院長より辞令交付しました。

(左から徳永健伸教授、Simone Teufel博士、横田情報理工学院長)

 

<専門分野>

計算言語学、特に談話解析、文章理解と要約

<Tokyo Tech WRHIでの共同研究と抱負>

私は、2010年から、徳永教授や徳永研究室のメンバーと、要約や談話分析について共同研究し、国際的に評価の高いジャーナルや学会で、幅広く発表してきました。私達の最初の共同研究は、徳永教授グループの注釈ツールSLATEを使用した科学記事の修辞分析に関するものでした。この研究は2000年ごろから科学技術創成研究院の奥村教授が開拓した新しい研究分野である、言語学的引用分析の流れをくむもので,徳永研究室の研究者と私自身のグループの研究者で継続的に研究してきました。この分野における共同研究は現在も継続しており、最近では特により良い要約モデルの開発を目指して、日本語の法律文書の修辞分析と視線計測装置を使った人間の要約行動の観察研究を中心に研究しています。特に人間の要約行動に関しては、2017年の春、ケンブリッジ大学で、徳永教授と私自身が共同で実験をおこない基礎データを収集しました。私はTokyo Tech WRHIでの研究滞在中、人間が情報を要約する行動、すなわち文章をより小さな単位に分割し、それを再度組み立て直して要約を生成する方法を研究することに、特に興味があります。このような研究は、私の専門分野である議論マイニング、要約、修辞分析と密接に関連しています。Tokyo Tech WRHIでの共同研究では、徳永教授の文章中の参照解析、視線計測・分析、語意曖昧性解消の専門知識が、大きな力になると思います。私自身、日本語については初心者ですが、言語学者として、日本の計算言語学に深く興味を持っています。

<共同研究者>

東京工業大学情報理工学院 徳永健伸教授

 

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