開催報告:WRHI講演会・第3回ヒューマンセントリックシンポジウム

開催日時:8/7(火) 15:00〜18:00
場所  :すずかけ台 R2-1F オープンコミュニケーションスペース(OCS1)
     大岡山(via polycom)石川台1-1F  153号室
参加人数:24名

下記の通り、R2棟1階オープンコミュニケーションスペースにおいて、アリゾナ州立大のSantello教授と、WRHIのMinati准教授、髙木助教の3名の方から脳の運動制御機構や運動学習、ネットワーク解析に関する研究内容について講演を行って頂きました。

Program :

(1)15:00  Dr. Marco Santello(Director, School of Biological and Health Systems Engineering, Arizona State University)

「Integration of memory and sensory feedback for dexterous manipulation」

Santello教授は、物をつかむときの指の位置から、脳の運動制御と運動記憶の関係を解明する研究について、心理物理実験や、TMSなどの刺激による行動の変化を調べる研究などについて講演を行った。

 

(2)16:00  Dr. Atsushi Takagi(Specially appointed assistant professor, IIR, Tokyo institute of technology)

「Sensorimotor interaction between humans 」

髙木助教は、二人で同時に学習すると、相手が自分よりも下手であっても、一人のときよりもパフォーマンスが向上する心理物理実験の内容や、そのモデル化について講演を行った。

 (3)17:00  Dr. Ludovico Minati(Specially appointed

associate professor, IIR, Tokyo institute of technology; University of Trento, Italy; Polish Academy of Science, Poland)

「Electronic non-linear networks as models of neural dynamics」
Minati准教授は、カオス理論を用いて自然界の様々な現象がモデル化できることを紹介し、実際に脳神経細胞の非線形な発火パターンをモデル化して6足歩行ロボットのアナログ回路の中枢パターン発生器に実装してみると、昆虫に特有な2つの歩行パターンが自然に誘発されることなどについて講演を行った。

 講演に関する質疑応答も活発に行われ、今後の共同研究に関する議論も行うことができ大変有意義な講演会となった。